帰属意識の重要性

現場で働いているスタッフが介護施設に対して帰属意識を持っていると、やりがいを見失うことがあまりありません。
仕事に対してやりがいがないと考えてしまうことが多いのは、仕事をしている最中に挫けてしまうような場面に直面したときです。
仕事中に辛い経験をしたり、些細なことでミスをしてしまったりして落ち込んでしまい、思い悩んでいると仕事にやりがいがないと感じてしまうことがよくあります。
このような状況でも挫けないようにするためには周りからのサポートが大切です。
ミスをしてもカバーしてもらえて大きな事故にならなければ問題ありません。
この職場でなら些細なミスをしても互いにサポートし合えるという認識があると安心して仕事に取り組むことができます。
良かれと思って行ったサービスが裏目に出てしまうということは稀にありますが、それが原因で自分の判断で介護に携われなくなってしまっているとやりがいが見失われてしまいがちです。
介護従事者が個々に判断をして主体的に仕事ができる環境が整っていると、自分で取り組んで成果を出していくという形ができあがるため、やりがいを見失うことはないでしょう。
そのために大切なのは、帰属意識であり、施設の一員として互いに支え合いながら、施設のサービスを充実させるために全員が頑張るという考え方を誰もが持っている必要があります。
それによって安心して働くことができるようになり、介護サービスの内容も充実させることが可能です。